ライブ配信のコツと考え方(ニコ生、ツイキャス、Ustream、Abema、YoutubeLiveなど)
私がニコ生について思うことを書こうと思うけど、
それじゃあんまり読みたくなくなっちゃうと思うので、
私事を交えながらニコ生の攻略法を書こうと思う
はじめに
私はニコ生でライブストリーミングを始めたため、便宜上ニコ生と書いたが、
ツイキャス、Ustream、Abema、YoutubeLive等の他のライブストリーミングサービスもまったく同じことが言える
それを承知していただいた上で、読んでいただけたら幸いである
※ちなみにこの記事は、どうしたら人気を集められるかよりも、
どうしたら面白いと思われるかにフォーカスしたものです
(放送タイトルは~、サムネはこんな~、放送時間、配信の設定とかの話じゃないです)
トーク術は二の次でいい
まずわたしはニコ生を始めるにあたって、トーク術について少し勉強してみた
何故かというと面白さに直結すると思ったから
誰もがそう考えると思うし間違いではない
これも重要なことだが、それよりも重要な土台があることに気が付いた
トーク術はある程度、配信が面白くなってから更なる高みを目指して学習する要素であっていいと思う
次に
配信でどうしたら面白いと思われて、どうしたらつまらないと思われるかを考えた
人気の配信と人気のない配信をそれぞれ何個かピックアップして、どこが違うかを徹底的に研究した
(放送タイトルが面白そうなのに人が少ないところを観させていただいた、心当たりある人ごめんなさい)
人気の配信の特徴
- 基本的に沈黙がない
- 配信者にツッコミどころがある
- その配信の色が明確
そのほか細かい要素をあげればいっぱいあるが、それらはbetterであってmustではない
上記3点は絶対である
例:
容姿がいい、可愛い
話が面白い
イベント性がある
他ではあまり見られない要素
等
3つの要素を一つずつ説明していく
基本的に沈黙がない
ライブ配信は映像よりも音声が大事である
というか極端な話、映像はなくてもどうにかなるがで音声はなくてはならないだろう
その発信者の個性や意見が現れ、その配信の方向性を司る最重要なファクターだと思う
いくら映像が面白くても、いや面白い映像はそうそう見込めない、何故なら生放送だからだ
断続的な面白い映像というのは不可能ではないだろうか
例えば、音声が一切ない可愛い女の子の配信であったとしたら何時間かは見ていられるかもしれないが、何日もは難しいだろう
逆に配信者が意図的に言葉を発し続けることはできる、そしてそれは映像よりも重要な要素
現に、音声のみで構成されている生放送のラジオ番組は存在するが、映像のみの生放送というものはないということが、このことを説明できる証拠だと思う
配信者にツッコミどころがある
単純に親しみが出るからである
この人すごい、完璧すぎて憧れる、非の打ち所がない
それじゃ面白くない
そんなのは芸能人にも、二次元のキャラにも人気な人はいない
キャラクターとして魅力が少ないからだ
そもそも完璧超人は生放送向けではないと思う
何故なら生放送は、一番の特徴であるフィードバックがあるから
ツッコミどころがあるからコメントというフィードバックが発生する、そしてそれにまたレスポンスしていく
結果、配信が盛り上がる
スーパープレイは動画で観ればいいんじゃないだろうか
自分を偽らなくてよい
後述するが、偽っていたら自分を表現できずユニークが作り出せない
そしてそれは続かないし、自分も疲れてしまうだろう
その配信の色が明確
これは文章化するのが少し難しいが、色というか雰囲気というか
その配信の主旨や意図のようなものが無意識的に視聴者に伝わっているかということ
誤解しないでほしいのが、テーマを決めてそれに準じて配信を進めることだと勘違いしないでほしい
一つのテーマを延々と続ける配信も面白いし人気もあるが、今日のライブ配信のトップクラスには君臨していない
それは当然で、テーマを決めたらそれに興味のある人しか集まらないからだ
私の表現力が未熟なため、文章で伝わりづらいのが申し訳ないが
人気の配信をいくつか観たことある人なら何となくわかっていただけないだろうか
実際なにをしたか
「これをすれば面白い・素敵」なんてものはない、それはどの業界でも同じ
あの人がこうして成功しているからそれをやればよい
それではただの二番煎じだ
面白くない
じゃあ私はどうすればいいのかを考えた
答えはそんなに難しいことじゃなくて自分そのものをアウトプットすればよい、
自分の個性と得意なものを使ってユニークをつくればいい
私は機械に詳しいことが強みだと思っている
そして大人になってから気が付いたのだが、
私は何かを完成させるときに、ゼロから作ることよりも既存のものを組み合わせたりアレンジしたりする表現が得意だということに気が付いた
音楽を組み合わせてMixをつくるDJ、既存の曲をアレンジする編曲家、○○コーディネーターといった職業の人がそれに該当するだろう
機械への強さ、何かと何かの融合とアレンジ
つまるところ私が考えた配信内のイベントは
「外配信」
それだけでは多くはないが他の人もやっている
それに付け加えたのが、
- 外なのに飲酒
- 目標を決めて タスクを埋めていき、それを達成する
- PCとモバイルwifiを使った高画質配信とワイプ、BGM等の演出
という要素を組み合わせた
もちろん最初からからそれらを一遍にやったわけではなく、
最初は普通に外配信して、街のいろいろなものを見て回るだけのようなものだった
もともと稀有だった外配信だったため需要があったのか、単純に外配信しただけで視聴者、コメント、ツイッターのフォロワーが急激に伸びた
もちろん、「人気の配信の特徴」に書いた3つのポイントはここでも守っている
しかし貪欲になった私は上記の要素を追加して外配信を行ってみた
↓こんな感じ
結果、今までの数字の伸び率が比べものにならないほど伸びた
4回のイベントだけでコミュ人数もツイッターのフォロワーもそれまでの倍に増えた
(ログやグラフも残っているが、ここでは省略させていただく)
その他の私のイベントは
「料理配信」
に
・『しゃべるDSお料理ナビ』と一緒に料理
・複数カメラで多アングル
・ここでもまた飲酒
を加えたイベントもある
料理配信はもともと人気があるイベントのようで、こちらは3回目にして来場者が満員になるという結果が出せた
↓こんな感じ
復習は大事
※追記記事です
自分の配信は後から見返してみることが大事
何が良くて何が悪かったのかを考察する
とにかく自分の頭で考える
考察する上でわかりやすいポイントの一つにコメントの波がある
生放送の特徴であるフィードバックのコメントがあるから誰でも簡単に良いとこ悪いとこがわかる
面白かったシーンはコメントが絶対に湧く、逆に自分が面白いと思ってもコメントがつかなかったらそんなに面白くないということ
とてもシンプル
まとめ
大きな枠組みであっても小さな枠組であっても、
自分の頭で考えろ、ということ
どんな事柄であっても、参考になるものをそのまま鵜呑みにして実行してるだけでは80までは行けても、そこから先の100に近い結果は出せない、絶対に
今回の記事のテーマは配信の面白さについて書いたが、
身も蓋もないことを言えば「面白い奴は最初から面白いし、つまらん奴はつまらん」ということは前提である
この「持つ者と持たざる者」に関してはライブ配信というテーマから外れて、
ものごとをやり込むことに関しての記事を作って、そのうち書いてみたいと思っている
「私のようなつまらん奴でも、考えてやってみたら数字伸びたよ」というのをこの記事のまとめにしていいだろうか
本当はライブ配信の魅力とメリットも交えて書こうと思ったが、長くなりすぎたので分割して別の記事にしときました
おまけ
せっかくなので実際に私がどうしたかを少し詳しく書いてみる
「外なのに飲酒」
配信の冒頭で用意しておいた日本酒をグビビビっと飲んだ
リスナーの人曰く「日中に外で飲酒する女性なんてヤベー奴だ」と言ってくださり、インパクトが与えられたようだ
それに肖って、リア凸してくれるリスナーはみんな日本酒を持ってきてくれた
「目標を決めて タスクを埋めていき、それを達成する」
都内の美味しい今川焼きを食べに、巡回するルートを決めてその日中に全部まわるという企画
やり遂げる系の内容は観てる側も不思議と達成感が感じらたんじゃないかな
配信の終盤はみんなとの一体感ようなものがあって、自然とアンチコメントが減り、応援コメントが増えていた
「PCとモバイルwifiを使った高画質配信とワイプ、BGM等の演出」
ワイプに巡回ルートと所持金を表示させて、観てる人のわくわく感を与えられたんじゃないかなと思った
途中から見始めた人も状況がわかりやすいようにするという意図もあったし
配信全体の見やすさを向上させて、間口を広く出来たんじゃないかと思っている
(自画自賛してる文章すぎてとても恥ずかしくなってきた)